2015年5月7日木曜日

引越し2015

こんにちは。先月31歳になったけど口笛が吹けない坂田です。誕生日にはカサンドラにサンダルをもらいました。


ビールを開けたいのに栓抜きがない!こんな経験が一度はあるのではないでしょうか?こんな時でもこのサンダルがあれば、気持ちよくビールを開けることができます。でも俺のサンダルの裏で開けたビール、俺は飲みたくないけどな(´・_・`)  普通、栓抜きをサンダルの裏に付けましょうみたいな提案したら偉い人が止めるよね。でも実は履きごこちもすごくよくて、アメリカでは大人気らしいです。カサンドラが言うには。


ところで、僕たちはこれまで一年間住んでいたアパートを引っ越すことに、なりました。なぜならファミリーが1人増えるからさ!僕たちは9月に新しい家族を迎えることになります。それであと一部屋いるのです。



カサンドラはお腹もポッコリ出てきて、重い物を運んだりはもちろんできないので、今回僕らは引越し屋さんに頼むことにしていました。引越し屋の名前は Die Hard Mover. なんと力強い名前なんだ!!


しかし引越しの前日の夕方の4時頃、カサンドラの電話が鳴った。

「Die Hard Mover ですけど、トラックが調子悪くて…。明後日にできませんかねー?」

でくっわけにゃーだろ!!(熊本弁で、できるわけないだろ!!)

カサンドラも僕もその日に休みを取っていたし、むしろ引越しの日程をそんな簡単に変えられる奴の方がどうかしている。

カサンドラはもちろんNOと言ったのだが、向こうは「また電話します」と言って電話を切った。どういう意味だ!僕がこっそりアイスクリームを食べても怒らないカサンドラもさすがにブチ切れそうだ…。

しかもそれから電話が鳴ることは無かった。こっちから電話しても出やしねー。最悪の場合に備えて、他の引越し屋にも電話したが、ほとんど営業が終わっている。まだやってたとしても、「明日ですか?無理です」と半笑いで断られる始末。僕たちは本当に引っ越せるのだろうか…。

引越し当日の朝。こちらから電話をするとやっと繋がった。すると普通に「いや、行きますけど。」みたいな返答。じゃあ昨日の電話はなんだよ(´Д` )
僕らは不必要に心を揺さぶられただけだった。小さめの荷物から僕の車に積荷しながらトラックの到着を待った。
こちらは義理の弟のジェイクです。手伝いありがとう!!




ジェイクの爽やかな笑顔の裏では実は深刻なことが起こっていた。
…来ない。来ないのだ。
約束の10時前くらいを過ぎてもトラックが来ないのだ。そもそも約束が10時前くらいっていうのも曖昧な感じで困る。

トラックが来ないのでジェイクの車と僕の車で運べる物をどんどん新しい家に運んだ。

そして全国民の90%が腹ペコになると言われている12時半ごろ…。やつらが現れた!Die Hard Moverが現れたのである。もうこの時点ではDie Hard Moverという名前にみじんも力強さを感じなくなっていた。


そしてこれは日本人的な感覚なんだろうけど…もっと申し訳なさそうな面持ちで来てはくれないだろうか!百歩譲って心の中では申し訳ないと思ってなくてもいいよ!でも見た目上はもう少し申し訳なさそうにしろや!せめてそういうルックは整えんかい!なんか電話しながらクチャクチャとアメリカンドッグ食っとる場合やないぞ!


…本来する必要のない心配や、感じる必要のない苛立ちなどを頂戴しながら、それでも何とか無事に引っ越しを終えました。



そしてお会計。
Die Hard Mover「350ドルです。あと僕らの仕事に満足して頂けたらチップも受け付けております。

満足しとっわけにゃーだろ!!(熊本弁で、満足してるわけないだろ!)

僕らはノーチップでフィニッシュしました。

引越しって、それ自体すでに大変なものなのに今回は味方になるはずのDie Hard Moverにやられました。


文句ばっかり書いてごめんなさい。でも新しい家になってワクワクしてるぜ。家の中はダンボールとゴミ袋だらけですが、早く快適に過ごせるようにしなくちゃ。とりあえずサンダルで開けたビールでも飲みます(^^)

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