2013年11月28日木曜日

サンクスがギビング

エジプトや中国などは、比較的長い歴史を持った国だけれども。
アメリカの歴史は1776年の独立から250年足らず(´・_・`) まだ若い国です。

ちなみに1776年といえば日本はこんな時代…
平賀源内「何かこないだエレキテルていうのができたよ!」


または…
田沼意次「みんな賄賂とかもうホント自由過ぎて、結局俺が辞めることになりました…。

みたいな時代。

その時代から約250年で、少なくとも軍事、経済などの面では世界一の規模を持つアメリカ。なかなか頑張ったね(´・_・`)

そんなアメリカ独立よりもまだ前の出来事。

1620年、イギリスからの入植者であるピルグリムファーザーズと呼ばれる人々がアメリカ大陸にやってきました。しかしこの年のアメリカ大陸は大変寒く、またアメリカ大陸に来たばかりのピルグリムファーザーズは大陸での食料に関する知識は無く、困っていました。
「お腹空いたピルね〜。」「これはやばいピルよ(・・;)」

その時助けてくれたのが、アメリカ先住民のワンパノアグ族だったそうです。彼らが、アメリカで生きていく上での知恵と知識を授けたおかげで、ピルグリムファーザーズは生き延ピルことができたのでした。


翌年の秋、その感謝の意味を込めてアメリカ先住民と入植者がその秋の収穫を祝いながら、共に食事をしたというのが、アメリカとカナダの祝日「感謝祭」の由来だそうです。
(Wikipediaと僕のイマジネーション参照)


ちなみにアメリカ先住民はその後このイギリスからの入植者によって虐殺されたので、先住民にとっての感謝祭はまた違う意味があるようです(´・_・`)


前置きが長過ぎたけど、今日は僕が過ごした感謝祭の話です!


まぁ、要するにアメリカの祭りです!祭り!しゅっぱーーーつ!!
小学校の卒業式の時と同じく、薄手のニットのしたにシャツを着てみたシャレオツなオーレー。

カサンドラの叔母さんの家に着くと、親戚一同がワクワク感むき出しで談笑しているではないか。

ちなみに感謝祭の翌日はブラックフライデーと呼ばれる、年に一度の大セールの日。チラシのチェックにも余念が無いぜ!

こんなチラシもあって驚く。アメリカよ!ドーナツ感覚で銃を売るな!

そして感謝祭といえば、ユニークなMESHI!それぞれの家庭によって多少の違いはあるものの…


七面鳥、マッシュポテト、クランベリーソース、スタッフィングってやつなどが基本みたいです。お腹いっぱい。



…からの移動!カサンドラのお父さんサイドの感謝祭パーティーへ向かう。

ちなみに僕のヒゲが若干汚らしいのはアメリカの" No Shave November "と呼ばれる習慣のせいです。11月はヒゲを剃らないという、誰のためなのか全く分からない習慣です。多くのアメリカ男は11月はヒゲを剃りません。なので僕も真似したノベンバー。


到着するや否や、さらに食べる俺(小太り)。


パンプキンパイ、恐ろしいカラーリングのカップケーキなどを頬張る僕の笑顔はさながら舞の海である。

写真は舞の海氏本人。僕じゃないです。


暗くなってくると、カサンドラのテンションが上がってきた。実はさっき書いたブラックフライデーのセールは感謝祭当日の木曜の夜から始める店が多く、買い物は夜通し行われるのである。(店も一晩中空けてる所が多い。)


夜中だけどすごい人。レジで1時間待ちくらい。そもそもアメリカのレジの従業員に急ごうという気はほとんど無い。

色々な店をハシゴ。夜中12時の開店を待ち、並んだりもしました。サムイ。

買い物は深夜2:30にまで及んだ。

本当は朝の5時までぶっ通しで買い物するのがカサンドラのプランだった。でも複数のビールとショットをお昼から夜まで飲んでた僕は疲れ切っていた。もはや僕に舞の海の面影は無かった。悲しみの中断である。


しかし、いい商品はすぐに無くなってしまうもの。僕たちは翌朝、6時半にはまた家を出て、再び買い物に向かう!この日はこんな時間でも店は空いてる!

何てハードスケジュール…。
結果、家こんな感じです。圧巻は1年分の洗剤まとめ買い!


感謝祭が終われば、一気にクリスマスの雰囲気です。最後に綺麗なクリスマスツリーの写真を貼って寝ることにします(^-^) Happy Thanksgiving!!
 

Life isn't about finding yourself, it's about creating yourself.









2013年11月26日火曜日

もうWinter

コロラド州デンバー。

予想通りここぞとばかりに寒い。でもまだ本気じゃないんだって{(-_-)} 

先週積もった雪がまだ残ってます。気温は今ちょうど0度。
コロラド人は言う、「こんなのはまだまだ寒くない」と…。
でもそんなのはインド人が激辛のカレーを食べて「インドもっと辛いよ!」ってのと同じ理論である。
どうなるの?真冬はどうなるの?
寒さと恐怖で震えが止まらない。



そんな冬弱者であり、大学時代には車を24時間数えるバイトに申し込んだ日が偶然にも大寒波の日で、凍えかけた経験を持つ冬敗北者の俺が普段頼りにしているものが家にはいくつかある…




一つ目!
日本が誇る技術とこだわりの集大成。一度経験したら止められない家電界の麻薬…。
WASHLET!!

このウォシュレットさんとの出会いは今年の夏。日本に来ていたカサンドラに僕の両親が何かプレゼントをしたいと言ってくれた。出来るならカサンドラが欲しいものをあげたいということで、欲しいものを尋ねたところ、即答で「トイレ!」だった。



実は日本のトイレは外国人に評判で、買って帰る人も多いという。確かにこっちの人はみんな「COOL!!」って言う。

ちなみに水道管のサイズが日本と違うので、使うにはまだ他のパーツが必要です。だから、ウォシュレットさんの実力まだ3割くらいしか発揮できてないっす(^_^;) でも温かいのは十分ありがたいね。




そして二つ目!
俺の冬を優しく暖かくカバー!
日本が誇る最強にして最高のDANBOU-KIGU!!

コタツ兄さん!

ナイスガイJOEもお気に入り!
これもこっちの人はすごく欲しがります。ただ床に座る習慣が無いから普通のアメリカの家じゃ使えないと思います。
そういえば以前、カサンドラが子どもの名前として「男の子ならヒルゴハン!またはコタツがかっこいい!」という衝撃発言をしていたのを思い出しましたが、全力で阻止しようと思います。




最後三つ目!
暖められてる場合なのか?もはや21世紀は自ら動いて温まる時代。

任天堂WII!!

正確にはWIIのJUST DANCEってやつ。画面のお手本を見ながら踊るというもの。確かになかなかハードで汗もうっすらかきます;^_^A

カサンドラが撮ってくれたダンス中の僕の写真が超楽しそう過ぎて逆に滑稽にもみえてくる。文字通り、機械に踊らされる俺(29)がここにいた。

「笑顔は最高の化粧である。」という、僕が前に温泉の男子トイレで見た言葉を思い出さずにはいられない。なぜあえて男子トイレにこの言葉を…。温泉のオーナーの意図に戸惑うばかりだ。


ということで、僕の冬は日本のテクノロジーによって守られる予定です。
ありがとう!テクノロジー!


Life isn't about finding yourself, it's about creating yourself.


2013年11月22日金曜日

バスケットの国アメリカ?

「バスケットの国アメリカの、その空気を吸うだけで、僕は高く跳べると思っていたのかなぁ…。」
 by スラムダンクの矢沢


2mの長身と高い身体能力で将来を期待される選手だった矢沢。(スラムダンクの話です。)その可能性に目を付けていた安西先生は矢沢に基礎を徹底的に教え込んだ。しかし矢沢はその基礎的な指導に不満と疑問を持っていた。そしてバスケットの国、アメリカに行くことを決意する。

しかし基礎練習を怠った矢沢はアメリカで挫折し、冒頭の言葉を残した。

スラムダンクファンなら誰でも知っているこの有名なエピソード。

ちなみに誰か友達とかが「アメリカに行くんだ!」とか言うと、「お前アメリカの空気吸うだけで高く跳べると思うなよ!」とか言ってからかうのはバスケ部あるある。

テーピングしてもらう時に「いいからテーピングだ!!」って言いたくなるのもバスケ部あるある。


「リストバンドってどんな意味があるの?」ってバスケ部じゃない人に言われても答えられないのもバスケ部あるある。


バスケ部あるあるのせいで話がそれましたが、僕はアメリカに来て1つ気づいたことがあります。

矢沢よ、あんた基本から間違ってる。
アメリカはそんなにバスケットの国じゃねー!

ここ完全にアメリカンフットボールの国だからね!
写真の選手「ここ完全にアメリカンフットボールの国だからね!」

アメリカの4大スポーツと言えば、バスケ、アメフト、アイスホッケー、野球って言われてますが、アメフトぶっちぎりです。

デンバーにはブロンコスというチームがあり、とても強い。だから特にここデンバーではアメフトが人気なんだと思います。

ということで、先週末の試合の時にはブロンコス祭りに参加してきました!
みんなで飲みながら応援するわけですよ。

もちろんビールもブロンコス仕様。


今日の相手は今シーズン9勝0敗のカンザスシティ。デンバーは8勝1敗で、この試合はとても大事な試合でした。


結果、、、勝ちました!
これでブロンコスはリーグで1位(^^)
すごいね!

最後まで読んで頂いてありがとう!
これは今日の朝の写真よ。マイナス9度の場所で僕、暮らしてる。


2013年11月16日土曜日

国際交流ニポンアメリカ

どうも。久しぶりに口笛を吹いてみたところ全く吹けなくなってて、何かシューてしか鳴らんことに気付いて悲しい坂田です♪(´ε` )


アメリカの食事や遊び方、買い物やパーティーなんかの生活全般において、ここまでの1ヶ月間は、割とスムーズに適応してこれてる俺。


特に大きな不満は無いんですが、心から欲している日本のアレが2つある。逆に言えば、2つしかない俺のなんと幸せなことかーーーー( ゚д゚)


1つ目。とんこつラーメン。
…ラーメンの画像検索なんてするんじゃなかった。今の俺ならこのラーメンに2300円出せる。


2つ目。日本語でのおしゃべり。

僕が住んでいるコロラド州デンバー郊外では、あまりアジア人を見かけません。見かけても中国や韓国の方が圧倒的に多く、野生の日本人を見ることはまず無いと言っていいと思います。現にこっちに来て1ヶ月ですが、僕はまだ野生の日本人は1人も見ていません。


カサンドラも基本的な日本語の会話はできますが、普段は「でも it's so funny だね!」のように日本語と英語のミックスで話すので日本語オンリーではありません。ちなみにカサンドラが好きな日本語は「けれども」です。粋なチョイス。

というわけで、日本語に飢えてる(´-`)

そんな私に心躍るニュースが舞い込みました。日本人の群がこのコロラドにやってくるというではないですか。

現在、外務省が「架け橋プロジェクト」という日本の若者の海外派遣事業をやってるそうです。

で、カサンドラの妹のジェニファーさんがそのコーディネーターをしており、日本の高校生をデンバーに連れてきました。
僕とカサンドラは関係者ではないですが、関係者のような顔をして一緒に飯を食う始末!

高校生の話をたくさん聞くことができました。英語も高校生の時の僕と違って上手。性格も素直でかわいいね!

その2日後には、現地の高校でプレゼン。また関係者のように微笑みながらその発表を見守りました。

見に行ってよかった!
発表した高校生がみんな英語が上手だったとは正直言えないけど、それでも一生懸命伝えようって頑張ってた!みんな最高よ!!勇気をたくさん頂きました。

もちろん高校生もみんな自信がある子ばっかりじゃないのに。上手くやれるか分からんけど、それでもあえてやって力がつく。大人も一緒だと思います。高校生に学ばせてもらいました!

ありがとう!北海道のKOKOSE!!!!
あと、日本語でおしゃべりできて楽しかったYO!!!

その数日後、、、僕はもう1つの国際交流を目にした。

ジェニファーが「銀魂」って漫画の作者にファンレター送って、単行本に載ったのを見せてくれた!快挙。
ジェニファー頑張って書いてるよ!

この作者もサインくれてもいいのにね(´・Д・)」


僕もまだまだチャレンジしていこうと、そういう気持ちにさせてくれた高校生たちに感謝しながら、とりあえず口笛の練習でもしようと思った俺の唇マジ乾燥!!なんかごめんなさい。

Life isn't about finding yourself, it's about creating yourself.


2013年11月7日木曜日

なんて素敵な嘘なのかしら

ずっと見たいと思っていたものを、生まれて初めて見るってのは、楽しいことね。




ということで。
行って来たよ、、、NBA!!!!


フーーーーーーーー!!(裏声)



それは11月1日の出来事だった。
カサンドラが帰ってきて、こう言った。
「今日は、今から、グランマの家に行くよ。」
結婚式のお礼とか色々あるから…。
という理由だった。なーるほど。



そして電車に乗って到着したところは…

グランマの家じゃなーーい!
グランマでかーーーい!!



写真はペプシセンター。ここデンバーに本拠地を構えるデンバーナゲッツのホームコートです。



ふーん、今日はナゲッツの試合でもあるんだなーと思ってたらカサンドラが言った。


「ちょっとトイレしてくるよ。」


今日はナゲッツの開幕戦。この長蛇の列をかき分け、厳重なセキュリティチェックを突破し、トイレになど行けるものか!!
普段からアクティブな性格のカサンドラだが、今日の彼女はアクティブというには攻撃的すぎる。



トイレはここだけでは無いんだ。ここのトイレは難易度が高いんだという俺の正論も聞かず、中に入っていくカサンドラ。そしてチケットを手に戻ってきた。


フーーーーーーーー!!


そう!これはカサンドラが準備してたサプライズだったのです。

これまでプラスチックのゴキブリをベッドに置かれたり、机の引き出しをトイレットペーパーで一杯にされたり、コーヒーに異物を混入されたり、数々のサプライズを僕にしかけてきた彼女の最新サプライズはいきなりNBAだったというわけです。


今シーズンのデンバーナゲッツは往年の名プレーヤーであるブライアン・ショウをヘッドコーチに迎えたけど、そのせいであんまり金が無くなり、選手は残念な状態です。

ちなみに日本人の田臥選手も、このデンバーナゲッツでプレーしてました。(プレシーズンマッチだけ)

今日は開幕戦ということでミニタオルGET。カサンドラも初めて見るらしくワクワク。

試合開始。序盤はどっこいどっこい。

ハーフタイムにはCUPIDさんという歌手が登場!キューピッドシャッフル!

ハーフタイムも飽きさせない。このエンターテイメント精神、私も見習いたいものです。

しかし3クォーターで20点差が開く…

実はこの試合、序盤からナゲッツはフリースローをもうビックリするくらい外し、自滅気味!

しかし!4クォーターから徐々に追いつき、俺たちのテンションはハイテンショーーーン!

しかしまた徐々にやられ始め10点差。


結果マケッツでした。

せっかくなんで勝ってほしかったですが、試合中もハーフタイムもずっと楽しめました。

最後にナゲッツのマスコットのロッキーと記念撮影!嬉し恥ずかしーー!



しかし、ここで皆さんに悲しいお知らせが。実はこのロッキー、この日の試合前にペプシセンターの天井から登場するというサプライズを試みたものの、吊られかたが悪かったのかそのまま失神するというアクシデント!

ぐったりしてるーーーーーー!
こわいよ!目が怖いよ!




…心配でしたが、彼は大丈夫だったみたいです。

色々ありましたが、こんなサプライズを用意してくれたカサンドラには本当に感謝。 "You are happy then I'm happy. "だそうです。僕も同じ気持ちです。


最後まで読んでくれた人にご褒美のデンバーのダウンタウンの綺麗な写真です。ありがとうございました。

カサンドラにもサプライズ喜ばし返ししようと思います(´・_・`)

Life isn't about finding yourself, it's about creating yourself.

2013年11月1日金曜日

Halloween

ハロウィンシーズンなので。

行ってきたよ……

Hounted field of screams!!



いわゆるアメリカのお化け屋敷(´Д` )
もともと子供の頃とか、お化け屋敷は得意じゃなかったんです。

それから10数年…。
僕は数々のアメリカホラー映画を見てきた。ゾンビ、スプラッター、モンスター…

アメリカのオバケは確かに怖い。確かに怖いよ。

しかし、
何というか、それ以上に憧れのようなものが強くある。ゾンビとかに会いたい。


ということでビビりながらも、ワクワクしながら行きましたよ。
 
Hounted field of screamsという名前は日本語に直で訳すと「絶叫の呪われた畑!」になってあんま怖くないけど、まあ、だだっ広いコーン畑の中に作られた屋外プラス屋内スタイルのお化け屋敷でした。


ただこれ雰囲気がどっちかっていうとお祭り*\(^o^)/*  
こんなかわいい写真も撮れます!

カボチャもいっぱい。


チケット売り場もお祭り感満載。
どうにかしてもっとお祭り感を抑えられなかったものか。

そして、ながーーーい列に並びます。

きっとアイドルの握手会で並ぶ時の気持ちってこんななんだろう。早くアメリカのゾンビとか、そういうのに会いたい!

ここから先は撮影ダメって言われました(´・_・`)

中にはいくつかの小屋やスクールバスを改造したもの、ピエロの部屋…などなど。結構長くて、出るまでには20分以上はかかったかも。

ある小屋に入るとオバケの女の子がこう叫んできた。

「あんたを殺すわよぉぉぉーーー!」

次の瞬間、僕はその小屋の天井の異変に気づいた。恐らく技術的な何かが原因で天井のビニールが内側にへこんでいる。水が溜まってる!と思ったその時、オバケが言った。

「なぁぁーに見てんだよぉぉーー!!たーだの水だよぉぉぉーーーーー!」

オバケが説明してる!

僕らがその部屋をでる時に入れ替わりに入ってきたお客さんにも、
「さぁぁーーわるんじゃ、ないよーーー!!たーだの水だよぉぉぉーーー!」

ただの水だそうです。

最後にはチェーンソーのお兄さんに追いかけられました。
追いかけられた後は仲良く写真も撮ってもらってラッキーでした!



アメリカのホラー映画と同様、驚かせてやる!ってスタンスでした。日本の不気味な感じの怖さとはまた違うけど、これはこれでいいかも(^^)

Life isn't about finding yourself, it's about creating yourself.