2013年12月23日月曜日

クリスマスが今年もやってくる

アスリートにとって、雪などただの小ちゃい氷に過ぎない。何サクサクしてんだい!雪なんて関係ない!とクソ寒い中走ったのはいいものの、カチンカチンになりました。メリークリスマス(´・_・`) 坂田です。
皆さん、お気付きでしょうか?僕、複雑な事情により、前歯が一本しかありません(´・_・`) 坂田です。




さて、今年もまたあの祭りがやってきました…そう、クリスメーーーンス!



クリスマスと言えば、パーティーをしたり、プレゼントをあげたりもらったり、イルミネーション見に行ったり…何かワクワクするあのイベント。

デンバーのベストイルミネーションSPOTであるBotanic Garden でもキラキラ輝いとったばい。


さすがベストイルミネーションSPOT。建物や木だけじゃなくて、しょうもない雑草にも電飾が施されとるばい。
電飾付ける係の人の行き過ぎた遊び心を存分に味わえる作品である。



さて、クリスマスに我々日本人が美味しく頂くものと言えば何が思いつきますか?



俺はこれです。
ケンタッキーフライドチキン(´・Д・)」

でもアメリカ人はこの「クリスマスにケンタッキー」をけっこういじってきます。


アメリカ人
「日本もクリスマス祝うの?」

日本人坂田
「はい。祝うというかイベントみたいなもんだけど。パーティーしたり、若い人はデートしたり。あと、ケンタッ…」

アメリカ人
「ワーーット!?ケンタッキー!?何で!? 」

日本人坂田
「because 七面鳥とか売ってないし、日本じゃクリスマスにケンタッキーは普通。」

アメリカ人
「ワーーット!?こっちじゃクリスマスにはケンタッキー閉まってるよ!ハハハ!ケンタッキーて!」

日本人坂田
「むしろ行列できるよ。」

アメリカ人
「行列て!ハハハ!」


…アメリカ人にとってはケンタッキーはあまりにも普通らしく。なぜあえてクリスマスみたいな特別な夜にケンタッキーなのか理解に苦しむそうです。


まぁ、でもケンタッキー美味しいし、みんなで食べると楽しいから個人的にはいいと思うけど(´・_・`)


僕にとってアメリカでのクリスマスは初めてですが、こちらではクリスマスはもっと家族の絆を深めるような行事のようです。

そんなクリスマスシーズンに我が家で行われたのが、クッキーパーティー!毎年恒例らしいです。

僕も人生で初めてクッキー作りました。それでは僕からのクリスマスプレゼント。皆さんに禁断のレシピを公開しましょう!


「ピーナッツバターの主張が激しいクッキー」作り方

1、清潔なテーブルを準備します。清潔なテーブルが無ければ、クッキーは食べられませんからね。

2、お茶碗二杯くらいの量の小麦粉とピーナッツの砕いた物を混ぜます。あと、バターとピーナッツバターを混ぜます。

3、バターをチンしてトロっとなる隙を突き、卵1個と砂糖ちょっと、ミルクをちょっと入れます。そしてそれを小麦粉と混ぜ合わせます。


4、本当はここで生地を成型して冷蔵庫で三十分ほど冷やすのですが、冷蔵庫がいっぱいなので、妥協してオーブンにぶっこみます。


5、焼き上がるまで時間があるので先ほどの清潔なテーブルでカレーなどを食べると良いでしょう。

6、焼き上がりました!

ネットで作り方調べて作ったのですが、小麦粉とか砂糖の量の測り方が分からず、適当な量でやったけどなかなか上手くいきました!とにかくピーナッツバターの主張が激しい!


今年のクリスマスは、ケンタッキーに手作りクッキーはいかがでしょうか(^^)
写真は、こないだの綺麗な朝焼け。

Life isn't about finding yourself, it's about creating yourself.














2013年12月12日木曜日

パーティーまみれアメリカ人

ステレオタイプってある。


例えば、僕たち日本人はアメリカ人はいつもハンバーガー食べてると思ってるし、アメリカ人はみんな陽気で明るくフレンドリーな人たちだと思ってたりする。
まぁ、間違いではない。


もちろんアメリカ人も、日本人に対するステレオタイプがある。俺調べによると、日本人は働きすぎ、どこにでもカメラを持っていく、礼儀正しいと思われているらしい。
まぁ、間違いではない。

まさか!と思って「典型的な日本人」でイメージ検索したところ…


こんなのありました(´・_・`)
ていうか、WAIFUって何!?

まぁ、多少大げさではありますがこんなんなるわけです。

(ちなみに「典型的なアメリカ人」もありました!でも日本語の分からないアメリカの人がこのブログのその絵だけを見て、気分を悪くするのは避けたいので自粛しましたよ。)


もちろん、それぞれの育ってきた文化的な背景が異なっている以上、その国に対する特徴的なイメージができあがるのは当たり前なのかもしれません。


でもアメリカ人だって悲しく落ちこむこともあるし、そもそもカメラ自体持ってねーよって日本人もいる。実はレゲエ嫌いなジャマイカ人も、ソーセージなんて見たくもねー!ってドイツ人もいるはず。


だから結局ステレオタイプって確実に持ってるんだけど、当てにはならないし、もちろん人を知る上で役には立たないと個人的には思う(´・_・`) 


なんて偉そうに言ってますが。

実は僕がアメリカ人に対して持っていたステレオタイプで、今のところ100%間違って無いと言えるものがある。


それは、、、



「すごくパーティーする。」である!!



勘違いしないでほしいのは全てのアメリカ人が「パーティー好き」って言ってる訳では無いということ。僕が言ってるのはアメリカ人って「すごくパーティーする。」ということである。


まず、以前ブログでも紹介しましたアメフトのブロンコスパーティー。あれ実は毎週やってます(°_°)




こんなのもありましたよ。
スシロールパーティー!
コロラドのデンバー付近にある日本人コミュニティで行われたイベント。ワクワクのカサンドラとは対照的に、日本人としてのシースー遺伝子が暴れ出して止まらない坂田氏。

すし初体験がアメリカとは…。日本男児としてなんと情けないことか!!
あと、さっきから「すし」って打つと
「スシロー」が予測変換にやたらと出てくるとは…なんと情けないことか!!




寒い夜には、こんなアーティスティックなパーティーもいいのかも。
ペインティングパーティー!!(お絵かきパーティー)

今日のテーマは「魚さん」であるにもかかわらず、キリンさんを描くという暴挙に出てみた。



さらにカサンドラは今週金曜日にとあるパーティーへ出かける。
その名も "Ugly Sweater Party" つまり、「ダサいセーターパーティー」である。

なんと大の大人があえて全力でダサいセーターを準備し集まり、事もあろうにそのセーターを着ながらみんなでボーリングをたしなむという、どこに向かっているのか分からない奇天烈なパーティーである。

いったいこのパーティーで誰が得をするのか…。
そんな疑問を抱きながら、そのパーティーで着用する相棒、"戦闘服"を探しに近くのリサイクルショップへ。



そこで知ったことだが、1番ダサいセーターを準備してきた者にはプレゼントが用意されるという。ますますどこに向かっているのか分からない(´・_・`)


ちなみに今回のダサいセーター祭りは、カサンドラの職場のやつなので僕は参加しません。なので今回はダサダサスタイリストとして、カサンドラとともに究極のダサいセーターを探す。

ダサいセーターを探す時、人はこういう顔になる。おかしみと悲哀に満ちた表情である。

そしていくつかの候補をピックアップ。

なかなかのダサセーターであるが、いまひとつパンチに欠ける。皆さんも同意見であると思う。

ちなみに僕も見つけました。

インパクトに欠けるものの、ジワジワと伝わってくるダサさは玄人好みのダサセーターと言えるでしょう!


そしてカサンドラが購入を決めた今回のダサセーターはこちら!

大胆にも襟のところにモップが付いてるインパクト大のダサセーター!
大物を釣り上げたカツオ漁師が、獲物を抱えているような様子。



このように、数々のパーティーを楽しむのがアメリカ人のライフスタイルの一部のようです。今回書けなかったパーティーもまだまだありますよ。


これからのホリデーシーズン、さらにパーティーにまみれることになりますが、みんなと楽しい時間を共有して参りたいと思います。



今日は長くなった。最後までありがとうございました。
クリスマスに沸く、デンバー夜のきれいな様子をご覧ください!



Life isn't about finding yourself, it's about creating yourself.


2013年12月6日金曜日

俺と雪とブーツイン

寒い、寒い言っててもしょうがないんだけど、相変わらず桁外れに寒い日が続いている。これがコロラド州、デンバーの本気ってやつか!



まずはこちらをご覧頂こう…(『本当にあった呪いのビデオ』のナレーター風に)
お分かり頂けただろうか?

これは今日の天気予報である。

最高マイナス12度って(´・_・`)

日曜日は最低マイナス22度って(´・_・`)


こんなに寒かったら、僕の体の脂肪分とそうでない所が分離するんじゃないだろうか。


寒さに慣れてるカサンドラも、コロラドのお天気キャスターですらも、口を揃えて今日はメッチャ寒いですって言ってる。

彼らは寒さに関してはエキスパートであり、寒さ界の重鎮である。

そんな彼らが寒さに対して弱音を吐くとはΣ(゚д゚lll)

登山インストラクターが、過呼吸になった時のような不安に似ている。

まさにインド人が涙目になるくらい辛いカレーレベルのエクストリームな寒さが今週は続いてて、まだこれからも続くそうです。


もちろんキーユーの方もガンガンです。

こんな状況だからこそ、僕は二つの初体験をここですることができました!
その二つとは…

まずは、ファッション界におけるパンドラの箱!誰もが憧れるスタイルでありながら人を選ぶ、まさにタブー・オブ・ザ・ファッション…

「パンツをブーツイン!!」


そして、雪国に課せられた悲しい使命。先にくたばるのは雪か、それとも俺なのか…。


「雪かき!」

雪かきの準備の中で、カサンドラが言った。
"Maybe... You should put it in your boots. It'll get wet."

俺は心の中で思った。

僕のような豚骨ラーメンのよく似合う体型の者にとって、ブーツインは禁断のスタイルである。僕らがブーツインをすることは公に許可されていない!

でもズボンが濡れちゃうからしょうがないね!フォー!

そして思いのほか、たのすぃーーーー!!フォーーーー!!

パウダースノーとたわむれる俺。

でもなんで雪かきをするかっていうと…

もし誰かが僕らの家の前で雪で滑って怪我をしたとする。するとそれは何と!雪かきを怠った僕らの責任になって訴えられる可能性もあるそうだ。

でもまぁ、そうでなくても子どもが多いエリアでもあるし、安全なコミュニティをみんなで作っていこうっていう雰囲気もある。僕らが雪かきしてたときはもうほとんどの家の前の歩道は、雪かきを終えた後でした。
アメリカのそういうところは好きよ。

でも雪かきしたら、その雪の下の氷の部分が表面に出てきて、何ならそっちの方が滑るんじゃね!?って思ってるのは俺だけなのか(´・_・`) どうなのか。

雪が降って残念なのは、毎日の僕のNIKKAであるランニングができないってこと。でももう我慢ならん!!明日走る!俺、走るよ!雪積もってても!

雪で滑って、僕の大好きなホラー映画、『ザ・シャイニング』の最後のシーンみたいにならないように気をつけます!
この顔はマズい!

おやすみなさい。

Life isn't about finding yourself, it's about creating yourself.

2013年11月28日木曜日

サンクスがギビング

エジプトや中国などは、比較的長い歴史を持った国だけれども。
アメリカの歴史は1776年の独立から250年足らず(´・_・`) まだ若い国です。

ちなみに1776年といえば日本はこんな時代…
平賀源内「何かこないだエレキテルていうのができたよ!」


または…
田沼意次「みんな賄賂とかもうホント自由過ぎて、結局俺が辞めることになりました…。

みたいな時代。

その時代から約250年で、少なくとも軍事、経済などの面では世界一の規模を持つアメリカ。なかなか頑張ったね(´・_・`)

そんなアメリカ独立よりもまだ前の出来事。

1620年、イギリスからの入植者であるピルグリムファーザーズと呼ばれる人々がアメリカ大陸にやってきました。しかしこの年のアメリカ大陸は大変寒く、またアメリカ大陸に来たばかりのピルグリムファーザーズは大陸での食料に関する知識は無く、困っていました。
「お腹空いたピルね〜。」「これはやばいピルよ(・・;)」

その時助けてくれたのが、アメリカ先住民のワンパノアグ族だったそうです。彼らが、アメリカで生きていく上での知恵と知識を授けたおかげで、ピルグリムファーザーズは生き延ピルことができたのでした。


翌年の秋、その感謝の意味を込めてアメリカ先住民と入植者がその秋の収穫を祝いながら、共に食事をしたというのが、アメリカとカナダの祝日「感謝祭」の由来だそうです。
(Wikipediaと僕のイマジネーション参照)


ちなみにアメリカ先住民はその後このイギリスからの入植者によって虐殺されたので、先住民にとっての感謝祭はまた違う意味があるようです(´・_・`)


前置きが長過ぎたけど、今日は僕が過ごした感謝祭の話です!


まぁ、要するにアメリカの祭りです!祭り!しゅっぱーーーつ!!
小学校の卒業式の時と同じく、薄手のニットのしたにシャツを着てみたシャレオツなオーレー。

カサンドラの叔母さんの家に着くと、親戚一同がワクワク感むき出しで談笑しているではないか。

ちなみに感謝祭の翌日はブラックフライデーと呼ばれる、年に一度の大セールの日。チラシのチェックにも余念が無いぜ!

こんなチラシもあって驚く。アメリカよ!ドーナツ感覚で銃を売るな!

そして感謝祭といえば、ユニークなMESHI!それぞれの家庭によって多少の違いはあるものの…


七面鳥、マッシュポテト、クランベリーソース、スタッフィングってやつなどが基本みたいです。お腹いっぱい。



…からの移動!カサンドラのお父さんサイドの感謝祭パーティーへ向かう。

ちなみに僕のヒゲが若干汚らしいのはアメリカの" No Shave November "と呼ばれる習慣のせいです。11月はヒゲを剃らないという、誰のためなのか全く分からない習慣です。多くのアメリカ男は11月はヒゲを剃りません。なので僕も真似したノベンバー。


到着するや否や、さらに食べる俺(小太り)。


パンプキンパイ、恐ろしいカラーリングのカップケーキなどを頬張る僕の笑顔はさながら舞の海である。

写真は舞の海氏本人。僕じゃないです。


暗くなってくると、カサンドラのテンションが上がってきた。実はさっき書いたブラックフライデーのセールは感謝祭当日の木曜の夜から始める店が多く、買い物は夜通し行われるのである。(店も一晩中空けてる所が多い。)


夜中だけどすごい人。レジで1時間待ちくらい。そもそもアメリカのレジの従業員に急ごうという気はほとんど無い。

色々な店をハシゴ。夜中12時の開店を待ち、並んだりもしました。サムイ。

買い物は深夜2:30にまで及んだ。

本当は朝の5時までぶっ通しで買い物するのがカサンドラのプランだった。でも複数のビールとショットをお昼から夜まで飲んでた僕は疲れ切っていた。もはや僕に舞の海の面影は無かった。悲しみの中断である。


しかし、いい商品はすぐに無くなってしまうもの。僕たちは翌朝、6時半にはまた家を出て、再び買い物に向かう!この日はこんな時間でも店は空いてる!

何てハードスケジュール…。
結果、家こんな感じです。圧巻は1年分の洗剤まとめ買い!


感謝祭が終われば、一気にクリスマスの雰囲気です。最後に綺麗なクリスマスツリーの写真を貼って寝ることにします(^-^) Happy Thanksgiving!!
 

Life isn't about finding yourself, it's about creating yourself.









2013年11月26日火曜日

もうWinter

コロラド州デンバー。

予想通りここぞとばかりに寒い。でもまだ本気じゃないんだって{(-_-)} 

先週積もった雪がまだ残ってます。気温は今ちょうど0度。
コロラド人は言う、「こんなのはまだまだ寒くない」と…。
でもそんなのはインド人が激辛のカレーを食べて「インドもっと辛いよ!」ってのと同じ理論である。
どうなるの?真冬はどうなるの?
寒さと恐怖で震えが止まらない。



そんな冬弱者であり、大学時代には車を24時間数えるバイトに申し込んだ日が偶然にも大寒波の日で、凍えかけた経験を持つ冬敗北者の俺が普段頼りにしているものが家にはいくつかある…




一つ目!
日本が誇る技術とこだわりの集大成。一度経験したら止められない家電界の麻薬…。
WASHLET!!

このウォシュレットさんとの出会いは今年の夏。日本に来ていたカサンドラに僕の両親が何かプレゼントをしたいと言ってくれた。出来るならカサンドラが欲しいものをあげたいということで、欲しいものを尋ねたところ、即答で「トイレ!」だった。



実は日本のトイレは外国人に評判で、買って帰る人も多いという。確かにこっちの人はみんな「COOL!!」って言う。

ちなみに水道管のサイズが日本と違うので、使うにはまだ他のパーツが必要です。だから、ウォシュレットさんの実力まだ3割くらいしか発揮できてないっす(^_^;) でも温かいのは十分ありがたいね。




そして二つ目!
俺の冬を優しく暖かくカバー!
日本が誇る最強にして最高のDANBOU-KIGU!!

コタツ兄さん!

ナイスガイJOEもお気に入り!
これもこっちの人はすごく欲しがります。ただ床に座る習慣が無いから普通のアメリカの家じゃ使えないと思います。
そういえば以前、カサンドラが子どもの名前として「男の子ならヒルゴハン!またはコタツがかっこいい!」という衝撃発言をしていたのを思い出しましたが、全力で阻止しようと思います。




最後三つ目!
暖められてる場合なのか?もはや21世紀は自ら動いて温まる時代。

任天堂WII!!

正確にはWIIのJUST DANCEってやつ。画面のお手本を見ながら踊るというもの。確かになかなかハードで汗もうっすらかきます;^_^A

カサンドラが撮ってくれたダンス中の僕の写真が超楽しそう過ぎて逆に滑稽にもみえてくる。文字通り、機械に踊らされる俺(29)がここにいた。

「笑顔は最高の化粧である。」という、僕が前に温泉の男子トイレで見た言葉を思い出さずにはいられない。なぜあえて男子トイレにこの言葉を…。温泉のオーナーの意図に戸惑うばかりだ。


ということで、僕の冬は日本のテクノロジーによって守られる予定です。
ありがとう!テクノロジー!


Life isn't about finding yourself, it's about creating yourself.